前回は、最初の仕事はソフトウエアの確認作業という話をしました。
具体的にどのようなソフトウエアの確認をしているのか少しご紹介します。
FX(為替証拠金取引)という商品をご存知でしょうか?
株式投資は株を売ったり/買ったりして利益を得る金融商品ですが、FXは、外国のお金を売ったり/買ったりして利益を得る金融商品です。
最近ではテレビでよくDMM.com等が宣伝していたりする金融商品です。
ニュースでドルの為替レートが120円ですと報道されているのは耳にするのではないかと思います。この値段が1ドルの価格だと思ってください。この1ドルを120円で購入したとします。その後、為替レートが125円まで上昇した場合に、125円で1ドルを売ると5円儲かることになります。たとえば、1ドルではなく100ドル購入していたら500円、10,000ドル購入していたら50,000円儲かることになります。
このような取引をおこなうソフトウエアの確認をおこなっています。
たとえば、スマートフォンで取引を行う場合は以下のようなソフトウェアの画面から取引を行います。
ソフトウェアの確認はたとえば「売注文」「買注文」と表示されているボタンを押して操作したとおりに売ったり/買ったりできるかどうかということを確認していくのです。
また、外国のお金の値段がどのように変化しているのかを確認するための画面は以下のような画面になります。
このようなグラフが正確に値段が反映されているのかを確認します。
ソフトウェアの確認は実際にはソフトウェアの知識ではなく、商品やサービスの知識がまず必要だということがよくわかるのではないでしょうか?
ITの知識は当然必要なのですが、ITはあくまでも商品やサービスを提供するためのツールとして必要なものなのですが、決してITの知識だけで仕事ができるわけではないのです。
最初の仕事のイメージが少しは具体的なったでしょうか?